12月度セミナー「CSは顧客のためならず」報告

平成19年12月13日
社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
セミナー委員会 委員長 吉若 徹
日経コンピュータ誌の第12回顧客満足度調査の結果に基づき、志度昌宏副編集長よりITベンダーが求められていることについて講演を頂いた。技術力、・人材力・誠意が求められるし、社内IT部門も経営関与をしなければならないので、強いIT部門となるためにベンダーはガイド役にならなくてはならないとのこと。ITベンダーは製造業的であり建設業的でありサービス業的である。他の業界にないサービスモデルが求められている。会社の意志を実現するためにITは必須条件となっているので、ITベンダーは顧客に考えさせながら体力をつけさせるガイドとなるべきだとのお話でした。質疑応答も活発に行われ終了した。
日時 平成19年12月12日 16:00〜17:30
開催場所 丸紅インフォテック株式会社セミナールーム
東京都千代田区九段南2−3−14 靖国九段南ビル

http://www.m-infotec.co.jp/company/index7.html
表 題 −ITベンダーに求められるCS向上策とは−
 日経コンピュータ「第12回顧客満足度調査」にみるCS向上策
講 師 日経BP社 日経コンピュータ副編集長 志度昌宏氏
内 容 日経コンピュータ誌のCS調査によれば、顧客企業は今、ITベンダーに期待するよりもむしろ失望を感じ始めています。技術の裏付けがない提案に落胆しているからです。顧客ニーズが多様化する中で、ITベンダーは今後、CS向上にどう取り組めばよいのか。最新のCS調査結果とともに、ITベンダーのこれからについて日経コンピュータ副編集長からお話しいただきます。
<講師略歴>
1985年の日経マグロウヒル社(現日経BP社)入社以来、企業のIT利活用の在り方を中心に幅広く取材している。2005年1月から現職、06年から顧客満足度調査を担当。前職の日経ソリューションビジネス副編集長時代には、チャネル満足度調査を担当。