日時 | 平成22年11月18日 15:30〜19:30 |
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開催場所 |
株式会社大塚商会本社3F 大会議室
東京都千代田区飯田橋2−18−4 http://www.otsuka-shokai.co.jp/corporate/about/office/kanto/map.html |
表 題 | 「IPv6の登場によるビジネスチャンスを探る」
〜ICTビジネスへのインパクト〜 |
講 師 | 日本電気株式会社 プラットフォームマーケティング戦略本部 エグゼクティブエキスパート 今井 恵一氏氏 東日本電信電話株式会社 コンシューマ事業推進本部 ブロードバンドサービス部 サービス開発担当部長 水越 一郎氏 IPv6普及・高度化推進協議会 専務理事 WIDEプロジェクト代表 東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授 江崎 浩 氏 |
内 容 | 2012年頃に現実のものとなるIPv4アドレス在庫の枯渇は、既存及び今後のすべてのICTビジネスに多大な影響を与えます。既存システムに関する計画的な対応はもちろんですが、ICT技術を用いて開拓する新規ビジネスは、IPv6を前提にした戦略的なビジネスプランが策定されなければなりません。IPv6の技術的な特徴を、実ビジネスフィールドへの展開という視点から議論するとともに、クラウドコンピューティングやスマートグリッドなどとの関係についても言及します。 「企業ネットワークにIPv6は必要か?」15:30〜16:10 〜IPv4アドレス枯渇の現状と企業ネットワークへの影響〜 日本電気株式会社 プラットフォームマーケティング戦略本部 エグゼクティブエキスパート 今井 恵一氏 現在インターネットで使われているIPv4アドレスは、2011年に枯渇すると言われている。今後は企業網でもIPv6への移行が必要になるのだろうか。本講演では、IPv4アドレス枯渇の現状を紹介し、その上で企業網に対する影響と管理者が対処すべき課題およびその対策について解説する。 「フレッツ光ネクストでのIPv6サービス」16:20〜17:00 〜IPv6サービスは今後 何を変えて行くか〜 東日本電信電話株式会社 コンシューマ事業推進本部 ブロードバンドサービス部 サービス開発担当部長 水越 一郎氏 2011年4月からフレッツネクストを使ってIPv6インターネットに接続できるように、NTT東西は準備を進めている。本講演では、このサービスの概要や関連するプレイヤーの動向などについて解説する。 「IPv6と21世紀のインフラ整備」17:10〜17:50 〜第3の波が現実のものに〜 IPv6普及・高度化推進協議会 専務理事 WIDEプロジェクト代表 東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授 江崎 浩 氏 20世紀末に始まったIT革命とインターネット革命は、IPv6の導入とともに、第3の波と言われた 情報革命を具現化する。人とコンピューターの対話は、単体のコンピューターによるものから、バックステージにおける物と物との間で行われる情報交換と情報処理を利用したより高度で洗練されたものへと進化をとげなければならない。 本講演では、IPv6と21世紀のインフラ整備の関係を、ICT産業のフロンティア領域での活動状況とともに展望する。 「懇親会」(大塚商会本社11階会場)18:00〜19:00 講師略歴 今井 恵一氏 NECに入社以来、交換システムの開発、IPv6などインターネット関連の技術マーケティング、企業向けオフィスソリューションなどを手がけし、現在はNGNの企業利用などの事業戦略を担当。同時に、社団法人テレコムサービス協会の政策委員長として、総務省と業界団体が主導するIPv4アドレス枯渇対応タスクフォースの活動にも携わる。 水越 一郎氏 パソコン通信黎明期の商用サービス(ASCIINET)でシステム運用・開発を担当。その後、ISP数社(ネットワーク情報サービス、東京インターネット)を経て1997年NTTに入社、OCNの運用に携わる。2006年10月から東日本電信電話株式会社コンシューマ事業推進本部ブロードバンドサービス部サービス開発担当担当部長。主にFLET'SでのIPv6関連サービスの運用・開発に従事。 江崎 浩 氏 1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程修了。同年4月(株)東芝入社、総合研究所にてATMネットワーク制御技術の研究に従事。1980年より2年間、ベルコア社(米国)、1994年より2年間、コロンビア大学(米国)CTR(Center for Telecommunications Research)にて客員研究員、高速インターネットアーキテクチャの研究に従事。IETFのMPLS分科会、IPv6分科会では、積極的に標準化活動に貢献。1998年より東京大学大型電算機センター助教授。2001年4月より東京大学大学院情報理工学系研究科助教授。2005年4月より同教授(現職)。WIDEプロジェクト代表。MPLS-JAPAN代表、IPv6普及高度化推進協議会専務理事、JPNIC理事。 |