トップ・エグゼクティブセミナー

平成24年07月23日
一般社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
人材育成委員会 委員長 小川 仁司
会員会社の経営者の方々が30名以上ご参加され、2人の講師から熱心にお話を伺った。内外経済の動向としては、世界経済のリスクはあるものの、日本経済は復興需要を中心に、年内2.5%程度の成長を見込むとのこと。またスマートグリッドの今後の動向として、LED照明はまだ入口であり、これからエコながら快適で生産性が上がる工夫がどんどん出てくるとのお話だった。セミナー後の懇親会では、講師を含め、全員が自己紹介をしながら懇親を深めた。
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日時 平成24年07月18日 15:00〜18:20
開催場所 ホテルメトロポリタンエドモント 2階「万里の間」
千代田区飯田橋3-10-8 TEL:03-3237-1111
http://www.edmont.co.jp/info/access.html
表 題 「内外経済・金融の現状と展望」〜グローバル経済見極めのポイントを読む〜
「スマートグリッドにおけるIT業界の戦略・貢献」〜インターネットとクラウドの影響力〜
講 師 三菱東京UFJ銀行 企画部 経済調査室 次長 伊達信夫氏 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授 江崎 浩先生
内 容 「内外経済・金融の現状と展望 」15:00〜16:00
〜グローバル経済見極めのポイントを読む〜
講師:三菱東京UFJ銀行 企画部 経済調査室次長 伊達 信夫氏

講演概要
米国、欧州、アジアおよび日本経済の現状を概観した上で、欧州債務問題や円高など、今後のグローバル経済の行方を見極めるにあたって注目しておくべきポイントを整理・分析することにより、グローバル経済と日本の今後の展望をお示しいただきます。
講師略歴
1988年 東京大学 工学部金属材料学科卒業。同年4月(株)三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入社。1991年より2年間、ドイツ・ケルン大学経営学部に留学。その後、東京、フランクフルト、ロンドンで各種投資銀行業務及びグローバルポートフォリオ運営を担当。2009年4より2年間、(公財)国際通貨研究所に出向。開発経済部長として各種国際金融問題の調査研究に従事。2011年4月より三菱東京UFJ銀行 企画部経済調査室次長(現職)としてグローバル経済のマクロ分析を統括。

「スマートグリッドにおけるIT業界の戦略・貢献」16:10〜17:10
〜インターネットとクラウドの影響力〜
講師:東京大学大学院 情報理工学系研究科教授 江崎 浩先生

講演概要
スマートグリッドは21世紀型都市を実現し持続可能な人類の社会インフラ(スマートインフラ)の変革と位置付けられています。スマートインフラの実現には、IT技術が必須であり、IT技術が、その効率性とグローバルな競争力を決定付けることを東日本大震災が示しました。本講演では、クラウドとインターネットを核にした戦略的スマートインフラおよび21世紀型企業・社会インフラの実現に向けた問題点の整理と将来展望を概観します。
講師略歴
1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程修了。同年4月(株)東芝入社、総合研究所にてATMネットワーク制御技術の研究に従事。1980年より2年間、ベルコア社(米国)、1994年より2年間、コロンビア大学(米 国)CTR(Center for Telecommunications Research)にて客員研究員、高速インターネットアーキテクチャの研究に従事。IETFのMPLS分科会、IPv6分科会では、積極的に標準化活動に貢献。1998年より東京大学大型電算機センター助教授。2001年4月より東京大学大学院情報理工学系研究科助教授。2005年4月より同教授(現職)。WIDEプロジェクト代表。MPLS-JAPAN代表、IPv6普及高度化推進協議会専務理事、JPNIC理事。

懇親会:17:15〜18:30 ご参加者のご紹介と交流を行います。