人材育成セミナー

平成24年11月08日
一般社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
人材育成委員会 委員長 小川 仁司
協会の会員企業の中には、社員のメンタル面でのケアに苦労をしている企業が少なくない。この対策のひとつとして、長野県信濃町が進めている森林の癒し効果を利用したストレスの緩和によるメンタルヘルスが効果を上げている。先進のドイツから学んだ長野県癒しの森は、日本での森林セラピーの先駆けで、森林での癒しには様々な科学的効用があり、ストレスが癒されるという説明を受けた。全国の企業で、すでに25社以上が提携し、大塚商会様の健保組合もこの癒しの森との提携を開始された。
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日時 平成24年11月07日 16:00〜17:30
開催場所 日本事務器株式会社 本社
渋谷区本町3−12−1 住友不動産西新宿ビル6号館
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表 題 「長野県信濃町の癒しの森の紹介とその効用」
 〜社員のストレスを癒す森林療法のおすすめ〜
講 師 長野県観光情報センター主任 癒しの森コーディネーター 浅原 武志 氏
内 容  森林セラピーの専門家森林メディカルトレーナーと森の中へ入り、数々の草木のにおいを嗅いだり、森の中の音に耳を澄ましたり、小さな滝のそばでマイナスイオンを吸い込んだりしながら、池の周りをゆっくりと回ります。呼吸法の説明を受け、森の中で時間を忘れて無我の境地に。普段都会生活ではあまり使っていない嗅覚と聴覚をはじめとする五感が研ぎ澄まされ、自然の中の色々な音や香りが聞こえて来ます。森林療法を体験すると自分の原点を取り戻すところからスタートして、自律神経のバランスが良くなっていきます。
 このような森林療法の体験を今回の参加者が報告して、さらに専門家である講師より、科学的にも実証されているこの内容や既に森林療法を導入する企業の事例紹介を、映像を見ながら具体的にご説明いたします。8月の現地視察は、JCSSAニュース64号にて報告しています。

 この森林療法の効果について、なかなかすぐにはご興味がわかないかも知れません。しかし、8月の現地の体験視察会に参加した人は勉強になりました。これは、体験してみないとわからないことで、百聞は一見にしかずといいますが、このような森林療法があるということだけでも知っておいて損はないと思います。
 科学的な根拠はありますが、それですべてを説明できるものではありません。すでに病気が発症してしまった人を直すのは難しいと思われます。そうならないための予防として大いに効果があると思われます。また効果はわかっても、会社としてどう捉えるかはなかなか難しい問題です。一つは、特定の人を連れ出すのでなく、例えば新人研修の一環として、全員で参加する形が考えられるでしょう。また各社で現在行っている社会貢献活動やCSRの一環として捉え、その中に組み込んで体験させることも考えられます。さらに社員旅行と絡める方法もあるでしょう。
 一度、経営者が経験しておけば、高尾山であっても効果を出すことができるかも知れません。会報などの文字だけではわかりにくいので、このセミナーを企画いたしました。まずはセミナーに参加して、関心を持って頂くことが第一歩と思われます。また、この森林療法を知ってどう取り入れるかは、経営者判断となるので、11月セミナーには、経営者の方にもご参加頂きたいと思います。
よろしくご参加をお願い申し上げます。
資 料 会員専用ダウンロードはこちらは03月31日までDL可能です。