平成24年度ファシリテーション研修会

平成24年11月29日
一般社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
人材育成委員会 委員長 小川 仁司
本年は管理職研修の内容を変え、ファシリテーション(合意形成)研修を行い、22名が参加した。北川講師のリードにより、全員がファシリテータを経験し、多数決ではなく全員が納得して参画意識が持てるようになる技法を体験した。ファシリテーションという言葉を知らずに参加された方が多かったが、全員が実りある成果を得て修了できた。
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日時 平成24年11月21日〜平成24年11月22日
9:00〜18:00
開催場所 富士通パーソナルズ株式会社会議室
 港区港南2-15-2 品川インターシティB棟 TEL:03-5781-1111
http://jp.fujitsu.com/group/personal/facilities/map/
表 題 ファシリテーション研修会
〜チームを活性化させる会議の進め方〜
講 師 リコー・ヒューマン・クリエイツ株式会社 契約講師 北川 芳一氏
内 容  本研修は講師経験豊かなトレーナーが企画し、日本ファシリテーション協会(FAJ)の前会長の堀公俊氏の監修によって開発されました。2007年からリコーグループ内で主に組織を活性化する目的で50回以上開催され高い満足度と実践に役立つという評価を得ています。
「会議を変える⇒組織を変える」をキーワードに、まずは管理職の方から会議やミーティングの場で自らがファシリテーターとなり、チームを束ねて場の活性化を図り生産性の高い会議を行うための基礎を学んでいただきます。

<研修の狙い>
会議の流れとファシリテーションに必要な「場のデザイン」、「対人関係」、「構造化」、「合意形成」の4つのスキルを体験することによって、問題解決をテーマとした場面での改善点を発見し、ファシリテーターとしてのスキルアップする上での成長ポイントをつかむ。

<研修のポイント>
■全員が1回以上のファシリテーターを体験し、フィードバックから気付きを得ます。
■ファシリテーターに必要とされる「対人力」と「論理思考力」のトレーニングを多く取り入れています。

<講師からのメッセージ>
 「マネジメント研修」では、多くの方に参加いただきありがとうございました。私、北川芳一は、2005年から日本ファシリテーション協会の一員として、ファシリテーションの研究と普及の活動を実施してきました。受講した(株)リコー及び関連会社では多くのファシリテーターが生まれてきており、仕事に活用されています。
この度、協会の皆様と一緒に学びあえる機会をいただき、楽しみにしております。

<日本ファシリテーション協会掲載文より>
 ファシリテーション(facilitation)とは、「促進する」「容易にする」「円滑にする」「スムーズに運ばせる」というのが原意です。 人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶように舵取りするのがファシリテーションです。具体的には、集団による問題解決、アイデア創造、合意形成、教育・学習、変革、自己表現・成長など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。またその役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、日本語では「協働促進者」または「共創支援者」と呼びます。分かりやすく言えば、裏方で黒子のリーダーです。会議で言えば、メンバーの参加を促進し、プロセスの舵取りをする人がファシリテーター(進行役)です。