5月度定例セミナー

平成25年05月16日
一般社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
セミナー委員会 委員長 窪田 大介
中国だけでなくグローバルに事業展開する企業にとって、リスクマネジメントはどうあるべきかを具体的に詳しく伺った。国によって法律や慣習が異なるため、様々なリスクに十分な注意を払うことが指摘された。数多くの現場経験をふまえ、リスクマネジメントを一言でいうと、「臆病」になり問題点を考え、対策を周到に準備することと言われたのが印象的であった。当日の資料は会員ページから。
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日時 平成25年05月15日 16:00〜17:30
開催場所 シネックスインフォテック株式会社 本社セミナールーム
(江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2F)

http://www.synnexinfotec.co.jp/company/access/tokyo.html
表 題 「中国事業の戦略的見直しを今どのように行うか」
〜中国事業の継続か撤退か、中国ビジネスリスクマネジメントの観点から〜
講 師 コンサルビューション株式会社 代表取締役 中小企業診断士 高原 彦二郎 氏
内 容 <講師経歴>
 1980年に出光興産(株)入社され、1985年から出光興産(株)ロンドン支店、香港事務所副代表、北京事務所所長、2002年から出光興産(株)海外部海外課課長を歴任後、2005年にコンサルビューシヨン株式会社を設立。出光興産在職中、中東駐在員脱出とテロリスト対応のクライシスマネジメント、海外店の内部監査、内部統制システム構築などを経験。2005年7月にコンサルビューシヨン株式会社を設立し、中国を中心に、日系企業の経営内部監査、不正監査、内部統制システム等、会計、税務、労務、知財、債権分野などの日系企業のビジネス・リスクマネジメントを手がける。中国では最近日系企業の撤退・リストラを中心に手掛けており、アセアン地域のビジネスリスクマネジメントも手掛けている。

<著書>
 『中国で生産する』中経出版、『Q&A中国進出・取引の税務と法務』−新日本法規出版、『中国進出中小企業のリスクマネジメント実態調査』−中小企業基盤整備機構・JETRO
『中国進出企業口人事労務ハンドブック』−愛知県経営者協会、『中国子会社の内部統制実務−日本版SOX法対応のノウハウと作成文書例』−中央経済社、『中国進出企業の労務リスクマネジメント』−日本経済新聞出版社など著書多数。

<セミナー内容>
 昨年の尖閣問題以降、新しい局面を迎えた日中関係。その中で、中国のビジネスリスクとクライシスマネジメントのとらえ方、日本企業としての対処方法、海外事業全体の見直しのスキームと中国事業の位置づけ、中国の事業継続を選択した企業のビジネスリスクマネジメントと課題、中国からの事業撤退を選択した企業の事例と撤退戦略、アセアンでのビジネスリスク等についても話をして頂きます。
資 料 会員専用ダウンロードはこちらは06月30日までDL可能です。