7月度定例セミナー

平成27年07月14日
一般社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
セミナー委員会 委員長 窪田 大介
マイナンバー制度に関する皆様のご関心は高く、今回のセミナーは60名近くのご参加を頂きました。梅屋講師からはマイナンバー制度の基礎的なお話に加えて、企業にとって今は何もメリットが感じられないが、将来的には日本の社会を大きく変える可能性があると話され、情報の見える化、どこでもサービス、自治体窓口が変わる、という変化が起きると締めくくられた。
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日時 平成27年07月09日 16:00〜17:30
開催場所 シネックスインフォテック株式会社 本社セミナールーム
(江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2F)
http://www.synnexinfotec.co.jp/company/access/tokyo.html
表 題 「マイナンバー制度が顧客企業にどう影響を与えるか」
〜マイナンバー制度によるビジネスチャンスを考える〜
講 師 株式会社野村総合研究所 制度戦略研究室  未来創発センター 室長 梅屋 真一郎氏
内 容 講演概要
 2016 年1 月からマイナンバー制度が本格的に施行されます。それに先立ち、今年10月にはすべての国民に社会保障と税に関する番号が付けられるなど、制度対応は喫緊の課題となっており、十分な準備が必要になっています。マイナンバーは極めて重要な個人情報として様々な規制に則った対応が必要であると共に、厳しい罰則も存在します。このため、マイナンバーの取り扱いに関しては厳格な運用・管理態勢を整えなければなりません。マイナンバーはこの様に企業業務に大きな影響を与える事から、システム・サービス等の需要も大きくなると考えられます。本講演では、マイナンバー制度の概要や企業への影響と共に、どの様なビジネスチャンスが存在しうるかに関してご紹介します。

講師略歴
 東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科履修、野村総合研究所入社。投資信託窓販や確定拠出年金等の制度調査・業務設計や金融機関の各種新規事業企画業務等に携わる。2013年4月より制度戦略室長。
 とくに番号制度に関しては、企業実務の観点からの影響度分析や業務手順案作成等に従事し、関係省庁や関連団体等との共同研究を多数実施。標準業務手順案や留意点等の制度詳細情報を情報発信。
「金融財政事情」「銀行実務」「等各種専門誌などでの執筆多数。