トップエグゼクティブセミナー

平成28年07月21日
一般社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
人材育成委員会 委員長 影山 岳志
恒例の本セミナーには、大勢のトップ、幹部にご参加頂き、今後の世界と日本の経済見通し、またJPNIC代表の早大後藤教授からは、セキュリティ人材育成のお話を伺った。世界経済では、中国の減速や英国のEU離脱なども分析頂き、緻密なグラフに基づいてわかりやすくお話頂いた。またセキュリティではインターネットの構造や裏話なども交え楽しいお話を伺った。会員で資料希望の方は事務局まで。
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日時 平成28年07月20日 15:00〜18:30
開催場所 ホテルメトロポリタンエドモント 2階「万里の間」
東京都千代田区飯田橋3−10−8
http://www.edmont.co.jp/access/
表 題 「内外経済の現状と展望」
〜世界経済は今、どのような「波」に直面しているのか〜
「サイバー攻撃の対策技術の課題」
〜企業の機密情報をサイバー攻撃から守るためには〜
講 師 株式会社三菱東京UFJ銀行 経営企画部経済調査室 経済調査グループ 次長 石丸 康宏氏 早稲田大学 情報理工学科教授 JPNIC理事長 後藤 滋樹氏
内 容 (1)『 内外経済の現状と展望 』
〜世界経済は今、どのような「波」に直面しているのか〜 15:00〜16:00

講師 株式会社三菱東京UFJ銀行 経営企画部経済調査室 経済調査グループ 次長 石丸 康宏氏

講師略歴 1996年に慶應義塾大学大学院を卒業、株式会社電通(電通総研)入社、2000年に株式会社東京三菱銀行入行、2001年に調査室 調査役として米国経済を担当、2004年から米国ニューヨークにシニアエコノミストとして駐在、また2009年からは金融庁に出向。2011年より同行、企画部経済調査室 上席調査役となり、日本経済・米国経済調査総括、グローバル・戦略調査を担当された。2014年2月より同行、経営企画部経済調査室次長、現在に至る。

講演概要 足元の世界経済では、英国のEU離脱による円高や、中国や新興国・資源国経済の変調、金融市場においても株価や原油価格等が大きな振れ幅で揺れ動いています。とりわけ短期的には、「景気の波」と言われる通り経済は「波」のように循環を繰り返すところ。今年の講演では、日本経済および海外経済が「景気の波」のどのような位置=景気局面にあるのかという現状評価、そして今後に各国経済が上向き・下向き、いずれの「波」に乗っていくのかという先行き展望、あわせて「波乱」を引き起こしかねない要素・リスク要因についてお示しします。

(2)『 サイバー攻撃の対策技術の課題』
〜企業の機密情報をサイバー攻撃から守るためには〜 16:10〜17:10

講師 早稲田大学 情報理工学科教授 JPNIC理事長 後藤 滋樹氏
講師略歴 1971年東京大学理学部数学科卒業.1973年同大学院修士課程修了、同年電電公社に入社。1996年早稲田大学理工学部情報学科教授となり学部・学科の名称変更を経て現在に至る。工学博士(東京大学).NTT研究所に勤務中の1984年-85年に米国スタンフォード大学客員研究員(Prof. John McCarthy)としてARPAnetのユーザであった.帰国後はJUNETの全国展開に協力.JPNICの設立に参加して現在JPNIC理事長.内閣サイバーセキュリティセンター(NISC) 研究開発戦略専門調査会の会長.アジア太平洋高度ネットワーク(APAN)の設立に参加し議長を経て現在は名誉議長.

講演概要 現在の情報システムはサイバー攻撃の対策を講じなければなりません。サイバー攻撃と対策技術が“イタチごっこ”の様相を呈していますから、どこまで対策を講じれば良いのか際限がないように見えます。さらに問題なのはサイバー攻撃に対応できる人材が不足していることです。本講演では現在の課題を認識するとともに、いろいろな取組の例を紹介します。攻撃者がネットワークを駆使して“業務”を分担しているのに対して防御側が個別に孤立して対策するのでは勝負にならないことを強調します。

懇親会 : 17:15〜18:30 参加者のご紹介と交流を行います。