7月度定例セミナー

平成28年07月14日
一般社団法人日本コンピュ−タシステム販売店協会
セミナー委員会 委員長 窪田 大介
クラウドサービス推進機構の松島理事長よりIoTビジネスの方向性について伺った。すでに全国で起きている活用例としてIoT化の現場機器、農業経営、FinTechなどの様々な事例をご紹介頂き、経営の見える化、IoTでのサービス化が進みつつある中で、クラウドになれば専門性が求められて販売店の出番であると伺った。今後はよりニーズを組み合わせたサービスが求められるとのことであった。
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日時 平成28年07月13日 16:00〜17:30
開催場所 シネックスインフォテック株式会社 本社セミナールーム
(江東区東陽6-3-1 東京イースト21ビジネスセンター2F)
http://www.synnexinfotec.co.jp/company/access/tokyo.html
表 題 「クラウドで成長するIoTビジネスの方向性」
〜販売店を成長させる今後のITビジネスの在り方〜
講 師 一般社団法人 クラウドサービス推進機構 理事長 松島 桂樹氏
内 容 講演概要
 アベノミクスの「日本再興戦略2016」においても、日本の成長には、第四次産業革命への促進が重要であるとし、とりわけIoTをテコに企業のビジネス拡大を目指しています。いままで、ロボット、人工知能など、最新技術、高度技術への取り組みにフォーカスが当たっているように思われがちでしたが、実際に、経済や社会の成長に貢献するには、中小企業、そして地方のふるさと創生が欠かせません。大企業の海外生産、海外調達が進んだ現在、雇用を生み、給与を介して消費を生むためには、中小企業に向けて、IoTをビジネス化する草の根の活動なくして、日本の成長はないと言っても過言ではありません。
 今回のセミナーでは、販売の現場で活躍されておられる皆様とともに、このIoT、そしてクラウドを、いかに ビジネスとして育てていくかについて、考えてみたいと思います。

講師略歴
 1948年静岡県出身。1971年東京都立大学工学部電気工学科卒、日本アイ・ビー・エム(株)入社。製造業担当営業部門、CIM主任スペシャリスト、エンジニアリング・システム企画担当。1995年岐阜経済大学経営学部助教授、生産情報システム担当。1999年経営学博士(専修大学)。2001年より武蔵大学経済学部。2003年より岐阜経済大学経営学部客員教授。2014年武蔵大学退職、同年より法政大学大学院デザイン工学研究科客員教授。現在、一般社団法人クラウドサービス推進機構(CSPA)代表理事
 著書:『IT投資マネジメントの変革』(白桃書房, 2013年)、『IT投資マネジメントの発展 IT投資の最大化を目指して』(白桃書房, 2007年)、『情報ネットワークを活用したモノづくり経営』(中央経済社,2004年)、『戦略的IT投資マネジメント』(白桃書房,1999年)、他多数。