日時 | 令和1年08月23日 *基調講演15:00~17:00 *交流会17:15~18:30 |
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開催場所 |
関東ITソフトウェア健康保険組合「市ヶ谷健保会館」
東京都新宿区市谷仲之町4-39 電話 03-3225-1133 https://www.its-kenpo.or.jp/fuzoku/kaigi/ichigaya.html |
表 題 | テーマ1「世界の常識から30年遅れ!情報のユニバーサルデザイン」
テーマ2「健康経営の実情と進め方~ワークショップを通じて~」 |
講 師 | 株式会社ユーディット(情報のユニバーサルデザイン研究所)会長 兼シニアフェロー 関根 千佳(せきね ちか)氏 株式会社 FiNC Technologies ウェルネス経営事業本部 ウェルネス経営事業本部長 長田 直記(おさだ なおき)氏 |
内 容 | テーマ1「世界の常識から30年遅れ!情報のユニバーサルデザイン」 同志社大学 大学院総合政策科学研究科 ソーシャルイノベーションコース客員教授、放送大学・美作大学 客員教授、株式会社ユーディット(情報のユニバーサルデザイン研究所)会長兼シニアフェロー 関根 千佳氏 【講師略歴】 長崎県出身 1981年九州大学法学部法律学科卒。同年、日本IBMにSEとして入社。93年に日本IBMで日本初の高齢者・障害者のIT利用を支援するセンターを開設。98年に高齢者、障害者、介護離職者など全員がテレワークで働く、株式会社ユーディットを起業。デザインの初期段階から多様なユーザーが参加するユニバーサルデザインのまちづくり、ものづくり、情報やサービスの開発を支援し、高齢社会の課題解決を市民と共に行う。12年より同志社大学に教授として赴任。現在、同志社ほか6つの大学でユニバーサルデザインや高齢学の講義を行う。内閣府・総務省・経産省・国土交通省など多くの省庁・企業・学会で審議会委員や理事を歴任。「『誰でも社会』へ」(岩波書店)、「ユニバーサルデザインのちから」(生産性出版)、「スローなユビキタスライフ」(地湧社)の単著を始め、「情報社会のユニバーサルデザイン」(NHK出版)など共著多数。 【講演概要】 世界の情報通信産業では、多様な人に使えるべきというユニバーサルデザインの考え方が、3年前から基本となっている。公共調達の要件としてユニバーサルデザインが前提という法律は米国では1986年から存在し、IBM,MS,GAFAなどのIT企業は、ユニバーサルデザインなものしか作らない。情報アクセスの保障は、重要な人権の一つであり、その開発に携わる障害のあるエンジニアは、高給で引き抜かれていく。残念ながら日本の産業界や政府はこの認識が皆無であるため、日本企業が世界での市場を失う結果を招いている。今後、日本のICTがどのように進むべきかについて、世界の動向と共にお伝えします。 テーマ2.「健康経営の実情と進め方~ワークショップを通じて~」 株式会社 FiNC Technologies ウェルネス経営事業本部 ウェルネス経営事業本部長 長田 直記氏 【講師略歴】 大学卒業後、2004年に日本ユニシス株式会社に入社。流通営業部門にて、営業活動を実施後2011年より大手通販企業向けのITアウトソーシングサービスのサブマネージャーとして国内外のメンバー130名程度の人材マネジメントとコストマネジメントを実施。その後、シンガポールに駐在事務所の立ち上げを推進。2015年9月よりFiNC Technologiesに入社し、組織人事を担当後、2016年11月にウェルネス経営事業部に異動、現在は、法人向け健康経営支援サービスの必要性を唱え、営業活動を実施。 【講演概要】 経済産業省による健康経営銘柄、健康経営優良法人の認定制度もあり、「健康経営」というワードが徐々に広がって来ております。しかし企業では、なぜ「健康経営」が必要なのか、投資対効果はあるのか、といった声が多く挙がっていると聞きます。さらに「健康経営」を進める中で、出てくる課題に対して、どのように取り組んで行くべきか、リソースやノウハウがない企業というご相談も頂きます。このような中で、FiNC Technologiesが考える健康経営の必要性、健康経営を進める上での課題とその対応策を事例を踏まえお話しさせて頂きます。また課題の対応策の一つとして実際にワークショップの1部を体感頂きます。 |