日時 | 令和2年02月18日 15:30〜17:30 |
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開催場所 |
ビクターエンタテインメント 東京都渋谷区東1-2-20 渋谷ファーストタワー |
表 題 | 『人に寄り添うオフィスづくり』
~社員のストレスを減らし、生産性を向上させる環境音響の取り組み~ |
講 師 | 株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント エグゼクティブ・プロデューサー/エンタテインメント・ラボ長 一般社団法人KANSEI Projects Committee理事 榎本 誠也氏 |
内 容 | ①社会システムが高度になるにつれ、求められるのはハイパフォーマンスとハイスピードなライフスタイル。従来とは比較にならない、未曽有のストレス時代になり、「ストレス性疲労」を抱えている人が増加しています。2012年時点で3億5,000万人を越え、2030年には疾病の第1位になると予測されている状況を解説。 ②人に寄り添う「感性デザイン」を用いることで、様々な環境を抜本的に見直し、空間の快適性を飛躍的に向上させ、創造性・幸福度・生産性を高めることができる、各種データの紹介と、アクティブレストやヒトのパフォーマンスの向上を目的とした〝KooNe〟ソリューションの紹介。 ③〝KooNe〟を設置した、応接室での実体験。 ■解説と体験記 電波新聞社 大橋太郎 〝KooNe〟は、人の耳では周波数が高すぎて聞こえない超高周波成分を含む音が、脳最深部を活性化する現象〝ハイパーソニック・エフェクト〟を活用しています。 ハイパーソニック音が多く含まれる自然環境音で包み込むシステムで、ビクターエンタテインメント企画発売のサービスです。 同社の応接室が体験場で、入ると風のそよぎと野鳥のさえずり、せせらぎの音がかすかに聞こえました。装置の仕組みや効果説明を聞いていると、漏れてくるせわしない受付の応対音が薄れて、いつの間にか集中していました。 環境音を止めると静けさが消え、耳鳴りのような圧迫感が生じ、改めてハイパーソニック効果のすごさを認識することができました。 この現象は、脳科学者大橋力氏によって90年代に発見されていましたが、人の可聴範囲を超える音域も含むハイレゾリューションオーディオの台頭で再注目されています。 企業や、公共機関、図書館など、採用空間が増加しています。 仕事の効率向上や、ストレス解消などの、科学的な実証結果も発表されています。 満員電車や飛行機に導入すれば、乗客のストレス解消ができると感じました。 ぜひ、体験していただきたいと思います。 ※以下のサイトも参照してください。 http://www.koone.jp/ |