JCSSAについて – 協会案内 – 設立趣意

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わが国の情報化は、情報技術の著しい進歩等を背景に社会経済のあらゆる面で急速に進展しつつあります。

企業においては、情報端末機の普及、LANの導入が進み、コンピュータを利用した高度な業務処理が可能となってきており、さらに公共サービスや個人の消費生活にまでその広がりをみせ、新しい情報化社会の到来が予想されされるところであります。

このようなコンピュータ社会のハードとソフトウェアを用いる情報システムの技術の向上や普及が進む中で、利用者の不十分な利用環境を改善し、販売店の質的向上を図ることが強く求められるようになりました。このため、平成4年2月にコンピュータシステム販売業者を中心として「日本コンピュータシステム販売店協会」を設立し、コンピュータシステム販売の現状把握及び望ましい形態について検討を行うとともに、講演やセミナーの開催、会報の発行等の活動を推進して参りました。

しかしながら、近年情報技術の一層の向上や多様化が図られ、またインターネットの構築による国際化が進展している状況を背景に、利用者のニーズは、効率的なシステムの構築、コンピュータ関連機器の拡張性の追及など利用面のさらなる充実を求めている方向に進んでいます。

このためコンピュータ等の流通業においては、販売店のシステムサポート体制の強化や、専門知識の一層の向上及び海外の情報技術の収集等によりコンピュータシステム販売がより発展することが利用者の利便性を高める上で、不可欠になっております。

これらに対応するためには、人材の育成、海外関係機関との相互協力、関連団体・関連学会との交流の強化及び活動の連携等の新たな事業展開を図ることにより、販売店の技術向上及び利用者の利便性を高めることが必要であり、これらを推進する公益法人の早期設立が強く要請されておりました。

以上のような状況から、任意団体である「日本コンピュータシステム販売店協会」を発展的に解散し、コンピュータシステム販売に関する調査研究、人材育成、普及及び啓発、情報の収集及び提供を行うことにより、コンピュータシステム販売店の技術の向上と利用者の利便利性を高め、もって我が国の産業の健全な発展と国民生活の向上に寄与することを目的として、平成8年10月1日「社団法人日本コンピュータシステム販売店協会」が設立されました。

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