JCSSAについて - 会長挨拶

会長挨拶

このたび会長に就任しましたソフトクリエイトホールディングス代表の林です。
JCSSAは、1992年に任意団体として発足し、1996年に社団法人となり、2011年に一般社団法人へ移行して現在に至っております。一時期は店頭系の会員が減って厳しい時期もありましたが、前任の大塚裕司会長の時代に会員が増え、法人向け販売店を中心に約230社を超える会員数となっております。
当協会ではこれまで、その時々の国家的課題に対応し、様々な問題に積極的に取り組んできました。その結果、業界団体としての社会的責務を果たしてきたと信じております。
このような当協会の伝統を大事にしつつ、さらに拡大させていくのが私の責務だと心得ております。

JCSSAのスローガンである「ITで日本を元気にする」を具体的に実現するため、サブスローガンとして、「販売を進化させる」ことを目指したいと思います。この業界は現在、変化への対応が求められており、10年後には販売店がなくなってしまうかもしれないという危機感を感じております。
私が会長に就任するにあたり、本当に自分につとまるのか? どうしていまなのか? 自分に何ができるのか? を考えました。

まず「なぜ自分が」についてです。これはもう運命・歴史・宿命としか言えません。
JCSSAは、社団法人になる前、1991年に発起人会からスタートしました。その時の7名のメンバーの一人が私の父であり、ソフトクリエイトホールディングスの会長である林勝です。今回の話をいただいた際に父からは、会員が減ったらどうするのかと忠告されましたが、いまの皆さまとのおつきあいは2世代の30年にも及びもはや家族です。会員から抜けるのではなく、ぜひ一緒に家族をふやしましょう。

次に「なぜ今か」ということです。
今年の令和元年はPC販売台数が過去最高を大幅に更新することは間違いなく、メーカーや販売店ではそろって過去最高の業績になるのではないでしょうか。と、同時に来年以降どうしようか?とお悩みではないでしょうか。自分も同じです。従って今回、会長として一緒に課題に取り組むことで、自社だけで変えられないことを変えていくチャンスだと考えております。

では「何をするのか」ですが、上記の「販売を進化させる」の中身です。
まず取り組みたい進化は標準化です。もっと取引をスムーズに、スピードをもってできるようにする。わかりやすくする、ルールがシンプル、手順がすくない、こんな状態を作りたいと考えております。
例えば、昨今のクラウドの販売、実は色々なルールがあり、標準化が遅れています。これはまさに1社だけでは解決できないことです。窪田新専務理事の力も借りて、世代を超え、年号もこえて活動する、そんなJCSSAでありたいと思います。
ぜひ、一緒に「販売を進化させましょう」