株式会社クリエイティブバンク

「ITで日本を元気にする」JCSSAの理念への共感
 JCSSAは気づき・学びの場に最適

株式会社クリエイティブバンク
代表取締役社長  奥村 達也 様
取締役 営業部長 兼 事業開発責任者 池田 亮 様
事業開発部 マネージャー 兼 シニアマーケター 成尾 了 様

インタビュアー:JCSSAコミュニティ委員会委員
株式会社シー・シー・ダブル 技術本部 副本部長 武田 修二
トレンドマイクロ株式会社 営業推進部長 佐藤 弥生
(訪問日:2023年5月31日)

・インタビュー動画(4分19秒)

 


JCSSAコミュニティ委員会がリレー形式で新規会員企業を紹介する「会員インタビュー」。第四回目は、IT業界に特化したマーケティング支援を展開している株式会社クリエイティブバンクの奥村社長と池田取締役、成尾マネージャーにお話を伺いました。
「エージェンシーサービス」「デジタル化の窓口」「バンソウ」を軸に企業のマッチメイク、クライアントと伴走しながらマーケティング課題を克服してITで日本を元気にしたいという思いが伝わってきました。
奥村社長は「JCSSAにはITに関わる企業が400社近く加入されており、ネットワーキングはもちろんのこと、気づきや学びの機会として非常に有益である。これからもJCSSAの理念に沿って貢献していきたい」とおっしゃっていました。


<インタビュー目次>
IT業界に特化したマーケティング支援
IT導入のマッチメイク
お客様と共にマーケティング課題を克服
JCSSAの理念への共感
気づき・学びの機会としてのJCSSA


IT業界に特化したマーケティング支援

■JCSSA:本日はお時間をいただき、ありがとうございます。貴社の事業の状況を教えてください。
■奥村氏(写真左):弊社はIT業界に特化したマーケティング支援を主体としている会社です。JCSSAの理事の半数近くの企業様もお客様としてビジネスをご一緒させて頂いています。
広告代理店のような「エージェンシーサービス」を創業以来30年近く行ってきましたが、昨今、デジタルマーケティングの加速を受け、「エージェンシーサービス」とあわせて「デジタル化の窓口」「バンソウ」というソリューションサービスを提供しております。具体的にはデジタルマーケティングの施策からフィジカルマーケティングの施策を行います。実売・コンバージョンに近い領域において一年を通してマーケティング施策立案と実行、BPOによる人的リソース支援も行い、お客様とともにPDCAを回しながら伴走することを得意としています。

 

IT導入のマッチメイク

■JCSSA:「デジタル化の窓口」について詳しく教えてください。
■池田氏:2025年の崖が話題になっている中、IT化したいけれどもどのように適切な製品や、支援ベンダにリーチすれば良いのか分からない。といった課題に対して、IT企業との効率の良いマッチメイクを実現したいという思いから構築したのが「デジタル化の窓口」です。IT製品を導入事例から見つけることができるサイトです。
2023年5月現在、掲載サービス数:約1200件、掲載事例数:約3800件となっています。IT企業にとっては、サービスの認知促進、事例による信頼作り、そして見込み顧客と出会う場として活用して頂いています。一方、IT化を計画する企業にとっては、業種、部門、規模、課題等から最適なITサービスを見つけられるようになっており、比較検討と資料請求の場としてご利用いただいています。
当社リサーチの結果、本サイトへ訪問されるユーザーは90%以上が顕在ユーザーとなっており、良質な見込みのお客様を発掘する機会となっています。良質な見込み度の高いお客様が集まる場となっている事が、本サイトの強みとなっています。

■奥村氏:単純な資料請求サイトの場合、一つのカテゴリに20社の同様のサービスが存在すると、20社分の情報がまとめてユーザーに届く一方、ユーザー側は資料請求をした認識がなく、商談に結び付かないという課題があります。当社では、質の高いリード情報をお届けするため、お客様が興味を持たれることの多い、お客様の課題解決の事例掲載を無料で行わせていただき、1社単位での資料請求のリード情報を獲得し、商談確率を高める取り組みとしています。IT企業の皆様には是非、事例を掲載頂きたいです。
【デジタル化の窓口】https://digi-mado.jp/


お客様と共にマーケティング課題を克服

■JCSSA:「バンソウ」について詳しく教えてください。
■成尾氏:BPOでクライアントに伴走しながらBtoBに特化したマーケティングを支援するサービスです。
当社はBtoBマーケティングのフロー「ターゲット選定」→「認知」→「集客」→「育成」→「成約」→「関係性構築」→「リピート」の各領域におけるマーケティング課題を克服するためのサービスを提供しており、「バンソウ」はデジタルマーケティング領域に対して部分的なサポートを実施しています。主に顧客分析、リードジェネレーションといった領域で提案活動を行っています。また、デジタルマーケティング領域以外の業務もエージェンシーサービスを行う部署へバトンタッチする、といったハブ的な役割も担っております。
具体例として「Webサイトの問合せが少ない。流入数が少ないが、何を実施すれば良いのか不明」といった課題の場合、Webサイトの調査からはじめ、SEO施策、コンテンツSEO、サイト内導線設計を支援しています。

■奥村氏:JCSSAの会員企業様からも「マーケティング課題、やりたいことは分かっているが社内リソースが足りない、リソースの部分もサポートしてくれるのであればお願いしたい」、といった声をよく耳にします。また、デジタルマーケティングでサイトへの流入数が増えても、ビジネスにつながっていないのでどうすればいいか、というご相談も多いです。社内リソースが不足している企業に、お客様のチームメンバーのように動き支援を実施します。しかし継続的に外部に委託するとコストがかかるため、クライアントのご担当の方様にナレッジやノウハウを残し、最終的には自走していただく事を目的としています。
【バンソウ】】https://www.sales-dx.jp/
 


JCSSAの理念への共感

■JCSSA:JCSSAに加入した経緯・感想をお聞かせください。
■奥村氏:10年以上前からJCSSAの存在は知っていました。理事の方からの推薦で、JCSSA30周年記念ビデオを製作することになり、作成の過程でJCSSAの目的や歩み、活動内容や加盟企業を理解する中で、活動内容が当社の理念と一致している事を改めて認識しました。「ITで日本を元気にする」という理念に貢献したいと考えて加入しました。

賀詞交歓会、懇親会、視察研修、セミナー等で各企業のトップ経営者とお会いできる機会があり、貴重な情報交換の場を提供してもらっています。メーカー、ディストリビューター、SIer、販売店等多くの企業が加盟している為、物が売れていくまでのサプライチェーンとしての各々の視点での販売プロセス、マーケティングに対する考え方をよく理解する事ができ、当社が提供するマーケティング施策立案にあたっての良いフィードバックの機会となっています。
総じて何故、もっと早く加入しなかったのかと感じています。


気づき・学びの機会としてのJCSSA

■JCSSA:JCSSAに期待する事があればお聞かせください。
■奥村氏:マーケティングベンチマークレポートのように、1社では実現が難しい取り組みをJCSSA主導で実施して、販売の促進、進化に貢献をしていくような動きを期待しています。課題解決、相乗効果という意味で会員企業のマッチングの機会を増やして頂けると活性化すると思います。

■JCSSA:最後に、JCSSAへの加入を検討している企業に向けてメッセージをお願いします。
■奥村氏:ITに関わる企業が400社近く加入されていますので、ネットワーキングの機会はもちろんのこと、名だたるメーカー企業の各製品やサービスのロードマップやナレッジ共有もされるため、気づきや学びの機会にもなります。SaaS企業やスタートアップ企業も、JCSSAに加入するメリットが多いと思います。皆様と一緒に盛り上げていきたいと思っております。